一人親方労災保険の「労災センター通信」

【神奈川県で加入できる一人親方労災保険団体7選】加入するメリットもご紹介!

 一人親方として活動されていると、労災保険への加入について検討されることも多いのではないでしょうか。
 一人親方の場合は特別加入が認められているため、安心して働くためにも労災保険に加入しておくことをおすすめします。
 本記事では、一人親方が労災保険に加入する必要性やメリットとともに、神奈川県で加入できる労災保険団体5選をご紹介します。
 それぞれ特徴やメリットに違いがあるため、どの保険が自分に合っているか慎重に検討して選ぶとよいでしょう。
神奈川県

神奈川県の建設業の特色

 神奈川県は、東京都に隣接する地理的な位置や、経済産業が発展していることから、建設業においても様々な特色があります。
 神奈川県の建設業の特色をいくつか挙げてみます。

  1. 大型プロジェクトが多い
    神奈川県は、横浜市や川崎市など、人口が多く商業・工業地帯が広がっている都市があります。そのため、大型のショッピングモールや工場、オフィスビル、高速道路や鉄道の建設など、大規模なプロジェクトが多く発注されています。
  2. 地盤が軟弱であるため、技術力が求められる
    神奈川県は、東京湾や相模湾に面しており、地盤が軟弱であることが特徴です。そのため、高層ビルや橋梁など、地盤改良が必要な建設物が多くなっています。技術力が求められることから、地盤改良技術に優れた企業が多く存在しています。
  3. 緑化が進んでいる
    神奈川県は、自然が豊かな地域でもあります。そのため、建設業においても、緑化や景観に配慮した建物の建設が求められる傾向にあります。また、都市部においても、緑のある街づくりが進んでいます。
  4. テクノロジーに積極的に取り組んでいる
    神奈川県は、情報技術やロボット技術など、先進技術の発展が進んでいます。そのため、建設業においても、建設現場の効率化や、建物の省エネルギー化など、テクノロジーを活用した取り組みが進んでいます。

一人親方は労災保険に加入すべきなのか?

一人親方労災保険への加入
 一人親方として働くにあたって、労災保険への加入に迷われる方が多いかもしれません。まずは、一人親方がチェックすべき労災保険の特別加入についてご紹介します。

労災保険の特別加入とは?

 一般的な労災保険は雇用労働者を対象とした保険であるため、「雇用されている労働者」ではない一人親方は加入できません。
 しかし、仕事中にもしものことが起きたときに収入がなくなってしまう心配があるのは、雇用労働者も一人親方も同じです。一人親方として活動する方々も雇用労働者と同様に保護されるべきという考えのもと、国が用意した制度が「労災保険の特別加入」です。
 これにより、一定の要件をクリアすることで一人親方も労災保険に加入できます。

義務ではないが安心感が得られる

 労災保険の特別加入は任意の制度であり、義務ではありません。
 しかし、一人親方の中には建設現場で働く方も多く、業務中に事故が発生するリスクもあります。万が一、労災事故が発生してケガをした場合、高額な治療費を支払わなければなりません。
 また、ケガが治るまで働けなくなった場合、その間の収入がなくなってしまいます。
 そういった不安を抱えながら働くよりも、万が一のときのために労災保険に特別加入をしておくことで、大きな安心感を得られるでしょう。

労災保険に特別加入できる条件

 労災保険に特別加入できるのは、個人で仕事を請け負っている一人親方です。
 ただし、会社に所属している場合であっても、雇用ではなく請負で仕事をおこなっている場合は特別加入できます。始業時間が定められていたり、仕事の進め方について会社から指示をもらっていたりする場合は「雇用」と判断される可能性があるため、十分注意してください。
 また、一人親方が労働者を使用することもありますが、労災保険に特別加入するためには年間の使用日数が100日未満でなければなりません。

一人親方が労災保険に加入するメリット

 一人親方が労災保険に特別加入するメリットをご紹介します。加入すべきか迷われている方は、ぜひ検討する際の参考にしてください。

労災事故発生時の補償が充実している

 労災保険に特別加入することで、一般の労働者と同じように充実した補償を受けられます。仕事中に負ったケガの治療を自己負担なく受けられたり、ケガが原因で働けなくなったときに休業補償が給付されたりするため、家族の不安も解消されるでしょう。
 万が一、仕事中の事故で死亡した場合には、家族に対して遺族補償が支払われます。そのほかにも、身体に一定の障害が残った際の障害補償や、介護が必要になった場合の介護補償なども支給されます。
 一人親方の労災保険は補償内容が全国一律であるため、どの団体に加入しても変わりません。

入れる現場の幅が広がる

 元請会社が一人親方に業務を発注するにあたって、労災保険に特別加入しているかどうかが重要なポイントになることがあります。
 基本的に、現場で一人親方がケガをしても元請会社が労災に関する補償をする必要はありません。しかし、安全配慮義務違反として元請会社が損害賠償を請求されたケースもあるため、元請会社としても労災保険に特別加入している一人親方に仕事を回すことが多くなります。
 つまり、労災保険に特別加入しているほうが入れる現場の幅が広がり、一人親方として働くうえでのメリットが大きくなるのです。

民間の保険よりもお得で補償が手厚い

 一人親方として活動するにあたって保険加入を検討する際、民間の保険会社が提供している傷害保険と公的労災保険とで迷われる方も多いのではないでしょうか。
 民間の傷害保険は一人親方を守る目的の保険ではなく、補償内容は保険商品によって異なります。
 業務中のケガで療養が必要になった際には掛け金に応じた保険金が給付されるのに対し、公的労災保険に特別加入している場合は全額が補償されます。保険料についても公的労災保険のほうが安い場合が多く、それでいて民間の傷害保険に比べて手厚い補償が受けられるのです。

神奈川県で加入できる一人親方労災保険団体7選

一人親方団体7選
神奈川県で一人親方として活動されている方のために、おすすめの労災保険団体をご紹介します。
神奈川県で加入できる労災保険団体を比較して、自分に合ったものを探してみるとよいでしょう。

一人親方労災センター

 神奈川県で加入できる一人親方労災保険をお探しなら、「安い」「早い」「安心」がモットーの一人親方労災センターがおすすめです。加入費用は給付基礎日額に応じた労災保険料と月々500円の組合費のみという負担の少なさも人気の理由といえます。
 もちろん追加費用は一切かからないため、ご安心ください。初年度のみ入会金1,000円の支払いが必要ですが、団体割引が適用されます。次年度以降の更新費用についてもキャンペーン等の割引があるため、詳しくチェックしておきましょう。
 また、最短で翌日から加入でき、加入証明書は即日発行が可能です。急な受注ですぐに労災保険の加入が必要になった際にも慌てる必要はありません。
 さらに、社会保険労務士がおり、労災事故が発生した際には必要書類の作成を代行してもらえます。手続きのことで疑問点があれば丁寧に説明してもらえるため、安心して利用するとよいでしょう。

 一人親方団体労災センター

一人親方建設業共済会

 一人親方建設業共済会は労働保険事務組合が運営する一人親方団体です。
 2000年4月の設立以来、一人親方として活動されている方々の負担を最大限に安くすることを目的に、年会費6,000円という安さを実現してきました。
 3人の社会保険労務士が常駐しているため、労災事故発生時には適切なアドバイスや手続き代行などのサポートを受けることが可能です。相談事やわからないことがあったときに専門家が常駐していることは大きなメリットではないでしょうか。
 また、最短で翌日には加入可能なため、お急ぎの方も安心です。

 一人親方建設業共済会

建設業労災センター

 建設業労災センターは労働局から認可を受けた労働保険事務組合で、一人親方の労災保険の取り扱いをおこなっています。
 15時までの申し込みで最短翌日には加入が可能なため、現場に入るために急いで労災保険に加入する必要がある場合も安心です。
 支払いは保険料と年会費のみで、入会金や年度更新手数料等は一切かかりません。2回目以降の支払いはコンビニ決済も可能で、忙しい一人親方の方々も利用しやすくなっています。
 入会手続きは電話またはメールで完了し、面倒な手続きはすべて対応してくれるため、トラブルなどの心配もありません。

 建設業労災センター

一人親方労災保険組合

 一人親方労災保険組合は、全国80,000人以上の組合員数を誇る労働局承認団体です。
 月額組合費は500円という業界最安値で対応しており、月々での分割払いも可能となっています。支払い方法については銀行振込だけでなくカード払いやコンビニ払いにも対応しているため、自分に合った方法を選べる点も魅力の一つです。
 最短で翌日には加入でき、労働保険番号が記載された加入証明書の即日発行が可能です。
 全国対応で無料相談を受け付けているため、わからないことや不安なことがあれば利用してみるとよいでしょう。

一人親方労災保険組合

東京建設部会

 東京建設部会は、厚生労働大臣の認可を受けた一人親方労災保険団体です。
 入会金は一切不要で、保険料と団体会費を加入時・更新時に一括で支払う必要があります。保険料は選択する給付基礎日額によって算定するため、ホームページの一覧で確認しておくとよいでしょう。
 入金確認後、その日のうちに労働保険番号が発行されます。「急な仕事が入って明日までに労災保険の加入が必要」というときも対応できるため、安心です。
 また、社会保険労務士が常駐しており、さまざまなアドバイスやサポートを受けられる点も特徴の一つです。

東京建設部会

親方ガード

 親方ガードは、労働局承認の一人親方労災保険協会です。
 平日13時までの申し込み・入金確認で15時以降に保険番号が通知され、翌日加入が可能なため、お急ぎの方も安心して利用できます。
 もちろん追加料金はありません。
 次年度以降の年会費が2,000円引きになるお得な割引制度も用意されています。
 さらに、ネット申し込み限定で2カ月短期加入が安くなるため、短期加入を希望されている方はお得に加入できるチャンスです。ただし、特定業務に従事していて加入前の健康診断が必要な方は加入できません。
 事前にしっかり確認しておくとよいでしょう。

親方ガード

一人親方団体労災センター共済会

 労災センター共済会は鹿児島県、宮崎県及び沖縄県を除くほぼ全国をカバーしている一人親方労災保険専門の組合です。また、社会保険労務士が常駐していますので、その点でも安心できます。
 インターネットで一人親方労災保険の加入の申し込みができる一人親方団体は数多くありますが、インターネットですべて完結できるのは労災センター共済会のみと言っていいでしょう。
 また、労災保険料以外の費用も一括払い(銀行振込み、コンビニ支払い)は年会費として3,600円、分割払い(クレジットカード)は月会費として月々450円という破格の安さを誇ります。
 費用シミュレーションもありますので、事前に確認しておくといいでしょう。

一人親方団体労災センター共済会

まとめ

 一人親方が労災保険に加入する必要性や加入するメリットとともに、神奈川県で加入できる一人親方労災保険をご紹介しました。
 一人親方の労災保険への加入は義務ではありませんが、安心感が得られることや仕事の幅が広がることなどさまざまなメリットがあります。
 加入団体によって異なる特徴やメリットがあるため、しっかりと比較して選ぶことをおすすめします。初めて一人親方労災保険に特別加入する方は労災保険の専門である社会保険労務士が常駐している一人親方団体を選ぶといいでしょう。
 ぜひこの記事を参考に、自分に合った労災保険を探してください。

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